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大学院に在籍しながらの就労について

更新日:2020年6月12日


 大学院に通いながら一般企業で働くことは留学生にとって可能です。

弊社の登録者の方でも、大学院の授業を取り終えて、後は論文の提出のみということで時間があり、一般企業で働いてる方は多々おります。受講する授業がまだ残っている方でも就労ビザを取得することも可能です。


 もちろんこういった方々は正社員としてのオファーを一般企業から受けた場合、「留学」の在留資格(ビザ)から就労ビザへ変更する必要があります。注意点としましては、オファーを出す企業、内定者が通っている大学院側がしっかりとその内定者が学問と仕事を両立できると判断することと許可が必要です。そして、入国管理局もその内定者がしっかりとオファーの業務を遂行できると判断することです。

 ビザ変更の手続きは本来の留学ビザから就労ビザの変更の手続きと一緒ですが、まだ大学院に在籍している方がビザの変更を申し込む場合、大学院より前の学歴と職歴を元に業務遂行可能か入国管理局は判断します(在籍している大学院で学んでいることは加味されません)。例えば、以前通っていた大学で経済学を学び、その後に営業として不動産で働いていた方が、ITエンジニアとしての仕事でビザ変更を申し込むのは、これまでの学歴と職歴がITエンジニアの業務を遂行できると証明するのはするのは難しいです。また、週に何十時間も大学院で授業を受けている方がフルタイムの業務を遂行できるという判断を下すのは難しいので、入国管理局にもう既に授業を取り終えていることや、論文を提出するだけなど、業務が遂行可能である理由を伝える必要があります。



*上記の内容については、これまでに外国人求職者の在留資格の変更をサポートした経験や外国人在留総合インフォメーションセンターに問い合わせて作成したものです。弊社自体は行政書士の資格を所持しておらず、法的な責任は取りかねますので内容の詳細確認は入国管理局までお問い合わせください。

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